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ドストエフスキーを読んだと嘘をついた。

だから意見、お貸しします。

カラオケへ向かうデスマーチ。

 

今年の七夕はカラオケがこの世からなくなるよう短冊に書こうと思っている。

 

選曲に無駄な気を使い、バンドをやっているからと技術面で勝手にハードルが上がり、タンバリンを手放さないやつのリズム感のなさに驚き、サビしか聞いたことない流行りの曲を笑顔で盛り上げる。並大抵の人間なら笑顔すら作れなくなるあの環境。プロのなりきりを見て何が楽しいのだ。間奏は本人登場の顔マネまでやってくれ。

 

カラオケは法では裁けぬ悪の温床だ。悪人だらけの個室に迷い込んだ僕らは、阿鼻叫喚の地獄で2時間くらい耐える術を身に着ける必要がある。最低限の自衛手段を持たなければ、2サビすら歌いきれず亡骸になる。メンタルの強さがこれほど求められる娯楽もそうあるまい。

 

1曲目の中途半端な空気を臆することなく飲み物を届けられる獄卒と、歌でストレスを発散できる素敵なヴィランズに負けないために、僕は吉幾三慎吾ママになる術を編み出した。

 

それにしても、エンマのいたずらで連れてこられる地獄としては、人道に反しすぎている。会話もろくにできなきゃ、トイレも怖い。逃げ場がない。内線の声が聞こえない。デンモク使い慣れてる奴怖い。歌えるバンドが出てこない。iPhoneのライブラリ確認するけど9割方入ってない。

 

特定の対象ではあるが、昨今のカラオケは娯楽とはかけ離れている。カラオケハラスメントはもっと大々的に取り立たされていいと思うのだが、自称歌下手のマイクのボリュームと同様に、カラオケに行きたがるやつの声はでかすぎる。僕の未来には夢が溢れてこないよ、幾三さん。

 

1次会終わって、勝ちを確信して近づいてくるキャッチがいかんのだ。

ほっとけ。出欠数えてないのに、勝手にその場の人数数え始めるな。

 

まあ、キャッチ問題はいいんだけどさ。あの人達だって仕事だし。

ただ、健常者の皆様には音痴の苦しみと、声が低いやつの苦しみを知って頂きたい。

ギター弾いてる人間が皆一様にワンオクとUVERが好きで、高いサビを歌えるわけじゃないんだ。

やめてくれ、野田洋次郎に声が似てるって言わないでくれ。出だし褒めると後半苦しくなるのはオーディエンスもだぞ。サビになったら、余計微妙な空気になるだろ。しかもこの曲RADじゃなくて米津なんだ。寄せていったのに知らないってそりゃないぜ。AAAのダンス映像見てやったじゃないか、解説付きで。作曲家とか振付師の意見ならありがたいんですけどね。

 

 

なんで2次会はカラオケな文化が根付いてんだろう。

話がしたいなら、静かなほうが良くないですか。楽しむという行為を求めたいなら、カラオケを楽しいと感じる人だけでいけば良いじゃないですか。

 

とにかく、音楽を聞くことが趣味として成り立ってる以上、趣味が反映される娯楽だということはもっと理解されるべきだと思うんですよ。曲の選びが分からないと嘆く声が多くなってきた今、マイノリティだけが、2次会に怯え流行りを勉強するのは弱者への淘汰とは思えない。

 

とはいえ、上司と行く場合、同期と行く場合など身内でない場合に対応できるようにすることは、自分磨きであったり、社会に適応できる自分をアピールすることに繋がるのは確かだ。であれば、努力すべきことなのかもしれない。2、3持ち曲があればその日は乗り切れるわけだし精神衛生的にも悪くはないだろう。男女問わず僕は吉幾三、無理ならこち亀の主題歌とかがおすすめです。

 

しかし、マジョリティであるカラオケ行きたがりが数の暴力で、同室の派遣を握るのは気に食わないので、難癖をつけたかったんです。

カラオケが嫌いな方々、選曲が大変だという方々、狭い空間で気をつかいすぎた皆さんの痛みを本記事が少しでも緩和できたら幸いです。

 

では、また。

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